今日の海は、冷たい風が吹きつける冬のはじまりのようだった。

戸倉と歌津へ行き、海で働く人たちから語られる海の仕事や津波のこと、作り手やこの町への想い...


時は流れ、いつか忘れてしまう言葉の欠片を、またピースを拾い集めてまたパズルに埋めていくみたいに。

なんだか、夢中になって話を聴いていた。


誰かの経験した困難
誰かの体験した恐怖

それが目の前にいる大切に想う人であれば
そっと言葉を優しく包み込んであげたい



そして記憶が消されぬ前に刻んでいくことを

いつかまた時を越えて新たな形に生まれ変わってゆく未来を創造して。

彼らの伝えたい想いが、この土地に、この海にあることを私たちは心を傾けられているだろうか。

コンクリートの白い壁に囲まれた海は、海も森も川もこの地球もが苦しんでいることに人間は気づいているだろうか。



けれど海は海のまま、美しく輝きを放つ。


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海の姿も一緒に届けられたらな。


【東京販売のお知らせ】

11月23日(土)10時~15時
東京都小金井駅南口前
こがねい環境フォーラム2019
【防災×環境】フードエリアにて南三陸の海の幸、東和のりんご、野菜を販売します