梅雨ならではの潤いある畑には、多様な生き物たちが土や自然の環境をつくりだしています。

竹切りして支柱を立て、
桑畑からくわごを摘んだり、
自家採取した種たちは、芽を出し、ちゃんと実り始めています。


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旬を味わう、土地のものをいただく、
自分で作ったものを味わえる歓びがあります。

自然と調和する食料生産や環境のあり方をこの畑で伝えていきたい。



アグロエコロジーを軸に食と農をつなぎ、地球の未来の視点で行動する世界を創りだす

アグロエコロジー(Agroecology)は世界で現在推進されている工業化された農業に対するオルタナティブと広く認知され始めている農業や社会のあり方であり、それを求める運動であり、科学のことを意味します。

 有機農業で追求されている理念と共通するものは多いのですが、アグロエコロジーが扱う範囲は農薬を使わない農法などに留まるものではありません。生態系を守る農業のあり方や社会のあり方を求める科学や運動、実践すべてを含みこむものだといえるでしょう。

 工業化された農業に対するオルタナティブとして、化石燃料に依存する工業化された農業に代わる食料生産と環境の未来を保障するものとして、取り組みが世界各地で始まっています。FAOは2013年にアグロエコロジーを世界的に推進するために、国際的な小農民運動団体であるVia Campesinaとの連携を発表しました。ブラジルやキューバなどを中心に草の根の運動としてだけでなく、政府の政策レベルでも取り上げられ、成果をあげつつあります。


私もこの考え方を知ったのは2年前くらいからです。
化石燃料に頼る工業的農業、大規模化によるビニール資材やゴミとなる大量消費もそのひとつ。
今こそ、気候変動を食い止めるアグロエコロジーの考え方を広げていく時代にきています。
そして、種の自由を守る権利も今こそ必要で声をあげなければならない。

命をつなぐ食の生産は、多くの学びがあります。

「愛の反対は無関心」とマザー・テレサは言いました。
無関心こそ、怖いことはありません。ひとつひとつに命が宿り、生きている存在であること。


わたしたちの地球はすべての命とつながり、愛はいつでも今を生きる。
 

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人々にどんな選択をすべきか問いかけていきます。
畑には無農薬無化学肥料の固定種と在来種の野菜たちが育っています。


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持続可能な農業のためには、種を自由にする必要があります。

 多様性と自由と人間性を守る必要がある農業や自然界の営みを考えていきます。

 来週からはきぼうのたねカンパニーの野菜セット+α、少しずつ始めたいと思います♪またお知らせします。