今、気候変動システムの分岐点にいる。
過去30年の二酸化炭素量、絶滅危惧種の加速、産業革命後の痕跡のすべてがこの地球にあらゆるカタチで残されている。
この地球上にあらゆる命が誕生し、いのちを繋いできた現在。

多様な自然界の中で大事なものを人間社会が奪ってきた。


生命を第一とした自然界から人類が創り出したこの社会は大きないたみを伴う。

この地球はわたしの一部であり、
この地球のいたみは、わたしのいたみである。

それを感じるようになったのは、福島の原発事故後の経験からである。
その後も水俣の不知火海を訪ねたり、沖縄の辺野古や高江の地で感じたこともたくさんあった。そして今は三陸の海に立ちはだかる防潮堤や自然の循環を無視した現場をみて。



だからこそ私は自然の声、心から湧き出る自分の声を大切にする。

私たちが行動することによって変化する未来を信じたい。

6月1日からの海の清掃活動を続けて、そして車から自転車生活に変えて

どれだけ変わったか言われても大したものではない。
一人では意味がないと言われていもしかたない。
微々たる行動、微々たるものでしかない。
地球温暖化やプラスチック汚染がどういう世界を今後もたらすのか、私たちには知る必要がある。
小さなマイクロプラスチックが、魚や生き物の体に入ることはどういうことかを想像してみよう。
メガソーラー開発や森林の農薬散布によって、どれだけの森が傷ついているか想像してみよう。
まずは実態を知ることから始めよう。

 
私が生まれてこの30年でどれだけの命が人間によって傷つけられてきたことか。


ひとつの言葉、ひとつのアクションがこの未来が変化していくキッカケだと想って。


誰かに言われたわけでも
いろんなデータを引っ張り出して、論じることではない
ただ、この地球に生きる人間としてこの危機感から行動せずにはいられない。



このメッセージを誰がどこで読んでくれるかわからないけれど、
ただ、真実をみようとしている人たちと手をとりあっていきたい。

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毎日打ち上げるゴミを拾い続けて、特別なことではなく日常のひとつの行動として海にいく。
自然の恩恵をたくさん受けて生かされた私だから、自然に対する愛はこれまでも変わらずに。