2100年の地球の未来。




来年には東京オリンピックが開催される。

未来からみた今の時代はどうだったのか、歴史に名を刻むときがくるのだろう。






わたしは80年後、この地球で暮らせているだろうか。科学技術の進歩によりどんな未来がやってくるだろうか。不確かな未来を希望を見いだす生き方を目指したい。
肉体として存在する限り、この地球で暮らしを楽しみたい。



そして、これからどんな人生を、どこで、どんな人たちと歩んでいくのだろう。
地球を愛し、世界とつながり、自分のフィールドで表現していく未来を想像します。
きっと、ワクワクしながら突き進んでいることでしょう。




一方で、この地球がどのように変化していくか想像できるだろうか。


1950年~2100年の約150年、地球温暖化により気温がどう上昇していくかの地球全体のシュミレーション映像を見させていただく機会があった。
それは、自分が暮らすこの地球の実態をみたことによる衝撃。


わたしは環境に関する話題を関心をもっているけれど、わたしが本当に知っている世界は1%かもしれない。この現実を伝えることだと思って記事を残す。




多発する自然災害、気温の上昇により命の危険がより深く、人間社会に及んでいる危機を感じているだろうか。

異常気象と叫ばれる中、

また、来るであろう災害。
それに絡む、人が作り出した人災も。




でもどこまで深刻なのか、この地球の温度が5、6℃上昇するとどうなるか、あなたは想像できるだろうか?


パリ協定では、世界中の国々の取り組みの参加が必要だと位置づけ、発展途上国にもこの協定に参加してもらうことになった。
今までは先進国の課題としていたものの現在では途上国の大気汚染の実態が深刻になりつつある。
先進国がこれまで経済成長のために地球を傷つけてきた結果、その地球のいたみをしっかりと向き合う必要がある。



パリ協定によると
これまでより2℃低くする目標を掲げ(実質1.5℃の努力目標)


実質ゼロにする(CO2排出する分は植樹するなど)


日本では2030年(2013年比)で26%のGHG排出量を削減目標とした。

気候非常事態宣言として、世界の若い人たちが声をあげデモをはじめているが、日本全体でみると意識の低さが問題であったりする。プラスチック問題に関することは、去年アメリカのシアトルに行った際、その先進的の取り組みを学び、目の当たりにしたので自分の意識は変化しつつある。




わたしも含め、まずは現状を理解していくことからはじめてみる。

地球の資源を先進国が使い続けてきた過去があり、この限られた資源にも限界がある。


それに気づきはじめた人たちが、エネルギーの移行を少しずつ小さな地域で取り組みが始まっている。

これまで消費していたエネルギー(電力、ガソリン、灯油、ガスなど)を自然エネルギー(太陽光、木質バイオマス、小水力など)に転換すること。



エネルギーを地域内で循環することで外部、地域外にお金を流出することを防ぐことができる。


地域経済を潤すためにもお金を地域に落とすことで、この地域に必要なものが生み出され、人々の幸福度はあがり、暮らしも豊かに、且つ輸送費、運搬などによるCO2排出も低減させる循環を生む。





ただ、個人の意識や行動を変えることは簡単ではない。






例えば、1世帯、年間3万円のパンを消費するとする。
300世帯の人たちが、地域の中にあるパン屋に通って買うことで1000万円の需要がうまれる。
地域の中にあるパン屋に通う人が増え、
地域の中で必要とする経済が循環していく。


南三陸にあるパン工房ouiでわたしは今、パンの販売担当している。


金曜12~15時
土曜10~14時


だいたい10人前後のお客さんが、天然酵母の素材にこだわったからだに優しいパンを買いにきてくれる。

地域の女性たちが美味しいパンを届けるために、一生懸命活動している。


そのことを知ってもらうことも必要だし、そのパンを食べたいと思ってもらって行動する動機も必要だ。



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この町にすんでいたら近くのコンビニの100円のパンを買うか、それとも南三陸の女性たちが作った素材にこだわったパン、あなたはどちらを選びますか?




手にしたパンはどこで作られ、どこの材料が使われ、手に取るまでどのようなコストがかかるか考えたことはあるだろうか?


地域の中で生まれる経済の循環、食べ物やエネルギーの消費が大きいと思います。

普段ネットでポチッと押して何でも買える世の中ですが地域の小さな商店、小さな企業から購買することで地域のためになるストーリーが生まれる。



自分たちの地球の未来に、自分がどう行動するか。


変化を生み出せるのは、地域の人たちから。


そして、ともに動き、変化することで起こりうる出来事さえもレジリエンスをもって前に進めるかどうか。





今、住んでいる地域で考えてほしい3つの問い。


①増えてほしいもの
②減ってほしいもの
③変わらずにあってほしいもの



その上で、ありたい地域の理想を描く


子どもであれ、子育て中のママも、お年寄りの方たちにもみんなで考えていけるまちづくりとは。



地域をベースに、幸せとは、経済とは、社会とは、根本的な問いを学びながら、実践しながら歩み続けていけたら。





わたしも地域に住み地域をこの社会をより良くしたいいう想いの中で暮らしている。



この先の地球の未来と今の地域社会における視点をもちながらこの町で幸せに、豊かに、そして農や食を通して人とつながる社会を願う。