南三陸での暮らしはきぼうのたねカンパニーの活動の他に、女性の視点、眼差しを生かした講座や研修の開催、サポートなどをしています。
その中で感じることは、 女性の強いエンパワーメント力。


女性たちがつながり、共生し、分かち合うことができる場をつくることで、生み出されていくものがあります。
今までは目の前のことで精一杯で気持ち的余裕もあまりなかったかもしれません。
この町に飛び込んで”スペースの大切さ”を実感するとともに、様々な女性の視点での場づくりに関わる機会を頂きました。

子育て中のママサロン、働く女性たち向けの小さななりわい塾、また更年期という女性のライフステージを迎えるにあたって心や身体の変化に向けた講座。月に2回のヨガ。
そして仲間たちとのごはん会など。(まだ参加できてないですが)

その他、これからも面白い講座が続きます。
私が最も影響受けている東北3県の女性たちの強い繋がりを生む草の根の活動であるグラスルーツアカデミー研修でした。過去の記事にも書かせて頂いております。




どのライフステージにおいても人生に関わる、様々な視点で学ぶことができる環境がここにあります。
ここでの学びをこの場、自分だけにとどまらず、今後も様々なカタチで循環していきたいと想います。
今でも辛さや悩みを抱えている人もいるでしょう。不安な日々もあるでしょう。
少なからずこの文章を書いている私さえも行き詰まったり、物事を考え込んでしまうことも多々あります。


周りにはサポートしてくれる人たちがいるってことに気づき、自分自身が行動できる機会をもてるかどうか。



自分自身もスペースを大事にしながら、わたしの周りの人々の心の声を研ぎ澄ませながら暮らしていきたいと思います。



先日、講座参加者のお母さんの代わりに1歳の男の子を託児として預かりました。
後半は安心しきった身体で私の胸で眠りに入りました。
その際に、一緒に託児をしていたベテランの女性の方にいろんな子育てのお話やこの町にことを教えてもらいました。
地域住民の方々と接しながらゆっくりと自分の視点でこの町を見つめていきます。
 


あらゆる世代の人たちと関わりながら、草の根の活動は小さな地域の片隅で人々のこころを灯していると感じています。



それは、私の今後の活動に通じる部分があり、私は農業という世界、自然界における地球の美しさをこの大地で表現していきます◉



単発的な消費社会が創り出すイベントごとではなく、日常の延長線上にある変化づくりへ。





例えば、自分が食べるものをどう作るか、普段使っているエネルギーはどうすれば自給できるだろうか、この地球の気候変動による自分にできる一歩としてどんなアクションができるだろうか、、


そういう小さな疑問を一緒に考え、実践していく場を創りたいと考えています。


命と対話する

自然と対話する

土と対話する


鳥と対話する

野菜と対話する

人と対話する


この自然界には対話する場があると想います。
内なる声に耳を傾け、自分自身で行動できる未来があります。



前記事で書いたように、畑でつくる未来 をやり続けて行く中で見えてくることもあると想います。
鍬と竹きりのこで、ここまで畑らしくなりました(笑)
草刈りをしたので、草マルチも。
そうだ、草木灰もつくって肥料にしよう。
なにもないからできないのではなく、知恵やアイディアを生み出してカタチにしていく。
 
お金で交換されるモノより、ゴミとなるプラスチックで作られたものより、自然の力で生かされています。


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わたしは居心地がいい畑に吸い寄せられています。このまわりにある自然が身体の一部となって、わたしを畑に連れて行く世界があります。

場をひらくことでつながる未来、希望を信じています。
まだ見ぬ世界、未知の中で冒険しています◉一緒にこの世界を創り出したい仲間も募集しています。

一人でも、誰もこなくても、この場所にはたくさんの命が生かされています。



【トランジションタウン】という取り組みが世界各国で巻き起こっていますが、

私も根底は同じところにいると想います。


個人的にはあまり、言葉にとらわれず自由に表現していければと想っています。


※トランジションタウン

Transition townは、トランジション・ネットワークの価値によって支えられた地域グループを作ることで、石油ピークや気候変動、経済的不安定からの回復をめざす、草の根のコミュニティ活動である。
 



今日も命の力を感じられる野菜たち、この大地のエネルギーを吸収しました。

土に触れたら、感じるでしょう。自分の生きる根源を。
日常に入っている情報のあらゆる痛み、嘆き、憤りを
愛で表現する社会をつくりましょう。

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ありがとうございます。